Hospitality

価値観を一致させるためのカウンセリング術

価値観の一致

価値観の一致ということはお客様と接していく中でとても大切です。

5センチ切って欲しいというお客様の要望に対して指で示した長さが10センチになっているというような経験があるとう美容師さんも多いかと思います。

このように同じ5センチと言っても人それぞれで感覚が違ってくるということはよくあることです。

実際に定規で測った5センチという正解はありますがお客様の求めている5センチという正解をいかに理解するかが価値観を一致させるためにはとても大切となります。

口頭だけより見本や写真で

常連のお客様やある程度希望がわかっているお客様に関してはそこまで念入りに確認をする事もないかと思いますが初めてご来店のお客様や来店歴の浅いお客様に関しては口頭での相談とプラスして写真や見本などを使って価値観の一致をした方がいいかと思います。

例えばカラーで明るめと言っても人によって感覚がかなり違います。

自分にとっての明るめがお客様の感覚としては暗めに見えるという事もよくあるのでレベルスケールやカタログなどで確認をするといいでしょう。

長い目線で一緒に作っていく

お客様の満足度をより高めていくために必要な感覚として一度だけの施術で完成させるのではなく長く通っていただく中で少しづつよりよいスタイルを作り上げていくということを理解してもらえるといいと思います。

一度だけでの施術ではどうしても色の出具合や薬の効き具合、カットの仕方やお客様のこだわりポイントなどが全て理解しきれない部分も出てきてしまいます。

何度か施術していく中でより満足いただけるヘアスタイルを作っていくことが出来るということをわかっていただくということもカウンセリングの中に含めていくといいですね。

お客様と長くお付き合いが出来る関係を少しづつ作っていくことを前提にしたカウンセリングを心がけることが何よりも大切です。

そんな関係を作っていくためにも価値観の一致という部分も意識してみるといいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ABOUT ME
urushihata
美容師という仕事をベースに人生に「夢」や「楽しさ」「ワクワク感」を伝えていきたい!スタイリストデビュー後、月に10件以上のクレームをもらい美容師の仕事に何度も挫折しかけました。そんな経験があるからこそ「挑戦」を「継続」することで達成できるものもあるということを発信していきます!